内部と外部対策

SEO対策には、対象としているサイト自体のソースコードを最適化する内部施策と、対象としているサイトやドメイン以外から対象サイトへのリンクを最適化する舛部施策の2種類のアプローチがある。これらをわかりやすく説明するために、検索エンジンの歴史をひも解いてみよう。日本で検索エンジンが登場したのは 1990 年代後半。当時は、 NECや富士通が提供する検索 サービスや、早稲田大学の学生が立ち上げた千里眼という検索エンジンが利用されていた。これらの検索エンジンはページ内の metaタグなどの内容により表示順を決定しており、サイトのソースコードすなわち内部要因のみが影響していた。この方法だと、「ソ二一」と検索をしたときにmetaタグに「ソニー」と記述してあるソニーとは全く関係ないアダル トサイトま でもが上位に表示されてしまい、お世辞にも性能良い検索エンジンとは言えなかった。そこで登場したのがGoogleだ。 Googleはとのようなサイトが上位に表示されないよう、 GooglePageRank というアルゴリズムを取り入れ た。簡単に言えば、良いサイトからリンクが張られているサイトは良いサイ トという概念である。評価の基準に操作が困難な外部要因を導入することで、 検索エンジンをだますような行為をしにくくなると考えたためだ。 PageRank はそのページの支持投票だと考えるとわかりやすい。ページAからページBにリンクが張られたときにBはAから支持されたと判断し点数が加 算される。さらにAのページが10 サイトからリンクが張られている場合と50 サイトから リンク が張られている場合では、 Bに与える評価が異なる。もち ろん 50 サイトからリンクが張られていた場合の方が点数は大きくなる。現在 では、 PageR ank もまた完全なアルゴ リズムではないため、様々な改良が加 えられているが、内部要因のみならす外部要因が順位に大きく影響を与えることには変わりない。